変わらない人なんていないし、変わってない人もいない。

kagi

変わらない人なんていない

むかーし昔は、意見のコロコロ変わる人に対して、一貫性ないんじゃない?などと思っていた時期もあった。

でも人間、生きているだけで毎日色んなモノ、コト、ヒトに影響されながら生きている。

昔は良いと思っていた価値観が、今ははて、何であんな風に考えていたんだろう?と思ったりする。

好きなものが目まぐるしく変わったり。

人との色んな出会いが、そんな考え方もあるのか…と見識を広げる結果になったり。

生きていればそうやって、少しずつ自分を形づくるものは変化していく。

ずっと同じところに留まっている人こそ、少ないだろう。

逆に変わらない人というのは、成長していないようにも見える。

もちろん優しさや気遣い、良い意味で変わらないと言えるのは良いと思う。

でも同じところで変わらずに、いつまでも動かずにいたくはない。

人は人生に傷付き、生きることを楽しみ、喪失に悲しみ、ままならないことに悩む。

そうして、少しずつ岩が自然の雨で長い時間をかけて形を変えるように、不要なものを削ってゆく。

木々が毎年ひとつ年輪を重ねるように、自分の中に皺が増えていく。

そうして人は、変わり続ける。

それが生きるってことなのかもしれない。

変わってない人なんていない

例えば、誰かに「変わってるね」と言われたら、何だか少しショックを覚えるような気がする。

それはみんなと同じではないから?

 

昔、職場の上司と話していて、「あの人はちょっと変わっていますね」みたいな話題になったことがあった。

そうしたら、上司がサラッと「変わってない人なんていねーんじゃねぇ?」と言ったのだ(べらんめぇ口調の上司だった)。

その言葉にたいそうびっくりして、未だに覚えている。

変わっていると切り捨てようとしていた自分に。

 

これだけ人がたくさんいて、それぞれの個性があって、それが良くも悪くも、とにかくたくさんの人々が生きている。

そう考えてみれば、自分以外の人は、自分から見れば変わっているに違いない。

だから、自分には理解出来ない価値観だから、と切り捨てて考えてしまうことはすごく勿体ないことだと思う。

それぞれに違う価値観だからこそ、話していて面白い。

以前の職場で仲良くなった同僚は、わたしとは全く違う価値観で生きてきた人で、「自分と似たような人とばかり話していても、つまらない」と笑って、それがエラいカッコ良いなぁと思ったのだった。

だから、変わってない人なんていないのだ。

あるとしたら、視野を狭めている自分がいるだけなのだ。

(たまには、ひとりごと記事でした!)

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