最強のふたり感想。心がほどける感動を呼ぶ映画でした。

saikyou
相変わらずネットフリックスにはまっているんですが、ネットでレビューが好評だった「最強のふたり」を観てみました。

これが本当にしみじみと最高な映画だったんです。

全く立場の違うふたりが出会う

黒人コミュニティの中で育ったドリスは、家の中にも居場所がなく、失業保険の活動証明を貰う為だけに、ある面接を受ける。

それが、事故で全身麻痺となったフィリップの介護をする仕事だった。

綺麗事を並べる生真面目な面接者達に辟易していたフィリップは、敬語も使わず、荒っぽい雰囲気のドリスに興味を持ち試験的に採用する。

そうしてふたりの生活が始まる訳なんですが、ドリスって本当に率直な物の言い方をするんですよ。

チョコを食べていたドリスに、フィリップが自分にも欲しいというと、「これは健常者用!」と言って自分で大笑いしている場面とか、色々あるんですが「え!?」と思ってしまうようなことをさらっと言う。

全てジョークではあるんですが、ちょっと大丈夫か⁉︎と思うじゃないですか。

でもフィリップは、ドリスのそういう所がいい。

自分に対して腫れ物にさわるような扱いをしてくる人々とは違い、ドリスはフィリップに対してフランクに、正直に、平等に接するんです。

ブラックすぎるジョークも、障がい者という垣根を作らないドリスの接し方のひとつ。

そういうドリスの気持ちが伝わるから、フィリップも一緒に笑ってしまう。

障害者として周りから腫れ物扱いされる間にひねくれてしまった性格も、ドリスと過ごす間にリラックスし、よく笑うようになる。

フィリップの誕生日パーティーのシーン

一番の見所は、フィリップの誕生日パーティーです。

例年「サプライズ」で開催される誕生日パーティー。

いくら隠して準備していたとしても、毎年のことなのでフィリップはうんざりしています。

オーケストラを呼び、スーツを着込み、堅苦しい雰囲気の中、ドリスが「俺のオススメの音楽をかけてやるよ!」とノリノリの音楽をかけ、踊りだします。

「フィリップの誕生日だ、踊ろう!」

その楽し気な空気に巻き込まれて踊りだす使用人たち。

もちろんフィリップも笑顔。

ドリスの持っている明るさが、皆に伝染し、自然と笑顔になってしまうシーン。

辛い環境で育ったドリスですが、いつでもジョークで暗さを吹き飛ばしてしまう所が本当に魅力的なんですよね。

フィリップの恋愛

フィリップには文通相手がいるけれど、障がいのことは伝えていないし、会うことも怖いと思っている。

そこでドリスが、手紙に書いてあった電話番号を観て、文通なんてまどろっこしい、電話しようぜ!と電話してしまう。

この彼女とも、上手く行くかハラハラするのだけれど、ドリスは自棄になってしまうフィリップの背中を優しく押す。

フィリップに幸せになって欲しいんですよね。

 まとめ

最後にドリスの笑顔がアップで映るんですけどね。

もう、本当にむちゃくちゃいい笑顔で、気持ちが温かくなる。

友人の幸せを心から喜べるドリスに胸がきゅんとなる。

オマール・シーさんいい役者さんだなあ、と思ったらコメディアンの方なんですね。

公開当時、車椅子のフィリップとドリスが写っている写真を見て、いかにもな感動ものかな~と思ってスルーしていたけれど、これはふたりの友情の物語。

色々な差別や境遇の違いはあれど、そんなものを吹き飛ばしてしまう、まさに「最強のふたり」の物語。

以上、ただめもでした!

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